このページは、毎週放映される「らっきー☆ちゃんねる」の裏話を公開しちゃいますよ〜☆
週刊らっきー☆ちゃんねる

全国のこなたファン、そしてこなたを演じる平野綾さんファンのみなさまお待たせしました!
ついに、 主人公の泉こなた役を演じてらっしゃる平野綾さんの登場です。


――原作を読まれての感想は?
平野「私はそれまであまり4コマ漫画に触れたことがなかったので、初めて原作を読んだ時はびっくりしました。どのキャラも個性が非常に強く、しかも『こういうこと実際にあるある!』というようなネタばっかりだったので、読んでいて楽しかったです。 アニメ開始前、『どんなアニメになるんですか?』と監督に聞いたところ『そのまんまです』と言われたので台本をいただく前は原作を読みながら声を当てる練習していたんです。4コマ漫画というのは話がどんどん切り替わって、キャラの感情がコマ毎に変わったりするので、感情の流れをつかむのが難しかったのですが、アニメでも急にカットが切り替わって別の話題になることがあるので、そういう時の演技の切り換えは漫画での練習が役に立ちました。 声質に関しては、監督からは『だる〜く』『ゆる〜く』という注文しかなかったので(笑)、原作や設定を見た時の直感でやらせていただいています。第1話の収録の時から力抜きすぎなくらい脱力していました(笑)。ちょうど、自分がまったりしているときも、こなたみたいな感じなんです」
――こなたと平野さんは似ているところがあるんですか?
平野「漫画が大好きで、話し出すと止まらないところなんか、こなたと近いと思います。よく『どんな漫画が好きですか?』と聞かれるんですけど、答えると相手の人はその漫画を知らないことが多いんです。以前『すごくサブカルチャーですね』と言われたのがショックでした(笑)。 ゲームの方はほとんどやったことがなかったんです。こなたはネットゲームをやっているシーンが多いのでネトゲーの専門用語をすらすら言えないとダメなんですけど、私は『ネトゲーって何?』という状態からスタートしました(笑)。 ですが前回の『コンプH's』さんの撮影でDSやPSPをいじらせてもらいまして、それがきっかけでPSPにはまりました。 こなたは漫画を読んでアニメを見てネトゲーをやって……という日常ですが、私も漫画を読んでごろごろしてゲームをやって……と、似たような感じですね(笑)。この間好きな漫画についてブツブツ語っていたら、「こなたっぽい」とマネージャーにツッコまれてしまいました(笑)」
――では、こなたのお父さんについてはどう思われますか?
平野「濃くて好きです(笑)。こなたとお父さんの関係も見ていて面白いですよね。こなたの趣味はお父さんの影響をそのまんま受けていますから、共通の趣味によって家族団欒ができるんでしょうね(笑)。これから親子でのセリフの掛け合いも増えるそうなので楽しみにしています。 実際私のお父さんだったら……。私もアニメやゲームに詳しくなれたでしょうか(笑)」
――アフレコ中はどのような雰囲気ですか?
平野「『らき☆すた』のキャストは初顔合わせの人ばかりだったんですが、収録前には『みんな同級生で仲良しだから、毎日一緒にいるような友達の雰囲気を出して演じてほしい』と言われていたんです。なので休憩時間は、みんなと雑談することを心がけました。今では私が一番年下なのに普通にタメ語で話させていただいているほどです。 あと最近は収録時のアドリブがどんどん多くなっていますね(笑)。台本には台詞がないけど絵は動いているといったシーンなど、『これって、私たちにアドリブ入れることを求めてるよね?』というのが増えてきて、次第に難易度も高くなっています。」
――オープニングの曲を歌われての感想はいかがでした?
平野「オープニング曲はとにかくテンションの高い曲で楽しかったんですが、収録がトップバッターだったので久々に緊張しました。あのような曲調は始めてで、しかもキャラを重視して歌ったので、こなたを演じたのは実はレコーディングが初めてだったんです。しかも放送されてびっくり。すっごく踊ってる〜!って。」
――エンディングでも、色々な曲を歌われていますね。
平野「エンディングの曲はまとめて録ったので、たくさんの曲の資料を一度にもらって『こんなに覚えられな〜い!』と、かなり焦りました。しかも資料の中には、曲が古くて歌詞カードが発見できなかったというものもあったくらいなんです。当日歌詞はもらえたんですが、家で練習するときは歌を聴きながら自分で歌詞をメモしていました。結構間違ってました(笑)。 あと『こなたはオタクなので、ブレスのタイミングやビブラートまで原曲そっくりに歌えるはずですから、平野さんもそのように歌ってください』と言われて……本当に大変でした。アニソン界の重鎮に謝らなければいけないような……大丈夫かなあ、私……(泣)」
――このアニメの名物(?)キャラである、白石みのる君についてどう思われますか?
平野「多分他のキャストも同じように感じていると思うんですけど、『自分を描いてもらってアニメのキャラとして出させてもらえるなんて! 羨ましい。』と。正直悔しいです(笑)。今後、あんな人やこんな人が実名でキャラとして出てくるみたいなので楽しみにしてます。一応こなたは白石とはクラスメイトなんですけど、接触はあまりないので彼をいじるのはあきら様にお任せします」
――最後に、視聴者の皆さんにメッセージをお願いします。
平野「私たちキャストはこの作品をすごく楽しんでやらせていただいているので、そういった雰囲気が見てくださっている方々に伝わるように、これからもっと頑張っていきたいと思います。こなたという役は、今までの自分の引き出しにないキャラだったので、学ぶことがとても多いです。ずっと続いていくような長寿番組になってくれたら嬉しいです!そうなれるように応援してくださいね(笑)」



と、いうことで綾さんありがとうございました!